グリップヒーターが超快適!寒い冬を乗り越えろ【取り付け方法も解説】

グリップヒーター バイクライフ

冬のバイクはとても寒いから上着とかズボンは何重にも着込みますが、手袋は何重にも装着するというのは一般的ではありません。手が一番温まりづらいというのに。

冬だから寒いのはまだ許容できるとして、厄介なのは寒いを通り越して痛いことですよね。寒いと手がかじかんでクラッチやブレーキを握るのが嫌になります。痛い。

もう我慢はやめよう。ついにわたしのニンジャにもグリップヒーターを装備することにしました。

グリップヒーター
ENDURANCEのグリップヒーター

なんか光ってる。カッコいい。それでいて手も温かい。

これは買ってよかったのでレビューしていきたいと思います。

どうもTakaです。

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グリップヒーターの暖かさ

せっかくグリップヒーターを買って取り付けたのに「さほど温かくなかった」なんてことがあったら笑えません。

でも安心してください。ちゃんと温かいです。

冬は皆さんも厚手の冬用グローブを使うと思いますが、そのグローブを介しても熱が伝わるくらい高出力です。

バイクに積んでいるバッテリーの強さによって出力は変わると思いますが、少なくとも250ccのバイクでも十分な熱を発してくれていました。

グリップヒーターの弱点

「いきなり弱点かよ」というかんじですが、重要なことだと思うので先に述べておきます。グリップヒーターを握っている手の平は温かいものの、手の甲側は風が当たれば寒いです。

わたしも「グリップヒーターでも手の甲は寒いんだろうな」と覚悟はしていました。

でももしかしたら手で握っているグリップヒーターの熱がグローブ全体に伝わって、手の甲側も暖かくなるのではないかという都合の良い願望がありました。

実際に使ってみて、残念ながらこの願望は見事に破られました。

やはり走行風が当たる手の甲は寒かったです。これはグリップヒーターの限界かなと感じます。

商品の説明

わたしが買ったグリップヒーターは有限会社エンデュランスの商品です。

せっかくなのでこのグリップヒーターの機能をお伝えします。

「グリップヒーターってただあったかいだけじゃないの?」

そう思ったあなた、実はグリップヒーターにはヒーター機能以外にも様々な機能があります。

3つの機能

まずどんな機能があるのか確認してみましょう。

  • バッテリーチェック機能
  • レギュレート機能
  • 最大出力調整機能

名前を見ただけで機能が想像できるものもあれば、難しいものもあると思います。

それぞれ解説します。

バッテリーチェック機能

バッテリーの電圧をチェックできる

ヒーターで加熱中でも使用可能

レギュレート機能

設定電圧まで下がると出力レベルを下げ、電圧が上がると元のレベルに自動で戻る。

最大出力調整機能

5段階で暖かさの調整が可能

車両の発電量に対応

特にバッテリーの電圧がわかるのはいいですよね。

ヒーターを使わない夏場は電圧計として機能します。

エンデュランス(ENDURANCE) 【受注生産品】グリップヒーター ホットグリップ 120mm ~ 125mm 薄型スイッチ 標準ハンドル用(22.2mm) JJHAN530H01

取り付け方法

実際にわたしが行った取り付け方法を解説します。

取り付けた車両はNinja250Rです。

  1. 電源取り出し
  2. 配線
  3. グリップ交換

電源取り出し

箱を開くとプラス線とマイナス線がつながったグリップ(1枚目)が出てきます。

コードの先端にはギボシ端子が付いています(2枚目)。

この2本の端子を使って、車体から電源を取り出します。

プラス線(赤)をヒューズボックスに接続し、マイナス線(黒)をボディーアースします。

ボディーアース

ボディーアースはマイナス(-)のことです。

車体にアース端子がない場合は車体に付いているねじと共締めすればOK。

プラス線の取り付け加工

プラス線(赤)はこのままだとヒューズボックスに接続できないので、ミニ平型ヒューズを用意する必要があります。

ミニ平型ヒューズ
ミニ平型ヒューズ

この「ミニ平型ヒューズ」とグリップヒーターのプラス線(赤)を結合させます。これでプラス線をバイクのヒューズボックスに接続することができます。

ヒューズボックスの”HORN(ホーン)”に付いているヒューズと交換して差し込みましょう。

これでプラス端子の接続は完了です。

マイナス線の取り付け加工

続いてマイナス線(黒)です。

もともとマイナス線に付いているギボシ端子をアース端子に加工します。アース端子はリングの形をしています。車体のねじと共締めするためです。

アース端子は付属品としてあるので新しく買う必要はありません。

写真のように車体のねじと共締めしてアースしましょう。これで電気が通るようになります。

電源取り出し

ねじに接続しても通電しない場合は他のねじで試してみて下さい。

原因はバイクの塗装部分が通電を拒んでいることです。

塗装されていないところに接続しましょう。

配線

電源とつながったグリップをハンドルまで持ってきます。

コードは結束バンドを使って車体と固定するとすっきりします。

わたしはカウルの左側を沿わせて配線しました。

コードの長さに関してはちょうどピッタリという感じでした。

グリップ交換

グリップ交換は力のいる作業で一番大変でした。

まず純正のグリップをカッターで切り裂きます。

続いてグリップヒーターを挿入するのですが、その前に確認することがあります。

それはグリップ長の調整です。

Ninja250Rのグリップ長は125mmです。

それに対してこの商品のグリップ長は115mmです。

そこで付属のスペーサーを利用し、長さを調整します。

右: グリップ長115mm+スペーサー5mm×2=125mm

グリップ
スペーサーを2枚

左側はスイッチを挟むので、スペーサーを入れる必要はなかったです。


ここで大変だったことをお伝えします。

それはリブ(出っ張り)の内側にスペーサーを入れる作業です。

リブはグリップがズレないようにするための突起なのですが、グリップ交換をする際には非常に邪魔になります。

リブはニッパーなどで削り取る方法もありますが、わたしはドライバーを駆使し、力づくでねじ込みました。

スペーサー
リブの内側にスペーサーを入れることに成功

うまくいったみたいですね。


あとはグリップを差し込む作業で完了です。

差し込むときはグリップヒーターのスイッチをONにして熱を持った状態で行ってください。

熱によって微妙にグリップの内径が変わるみたいです。

差し込んだ時にグリップがちょっと緩い場合は、付属のアルミテープで調整してください。

アルミテープ

わたしはこれを2枚貼ることで調整しました。

接着剤で固定する方法もありますが、わたしは使いませんでした。


取り付け方法は以上です。

まとめ

性能に関しては大満足です。

発熱量は申し分なく、発熱レベル5はもう熱いくらいです。

これで冬のツーリングで手がかじかんでつらい思いをすることはなくなりそうです。

ただ、取り付けに関しては大変な部分もあるので、頑張りましょう (笑)。

工賃がかかりますが、取り付けはお店に依頼する手段もあります。

これからグリップヒーターをガンガン使って寒い冬を乗り越えたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

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