250ccバイクは車検ないし、高速道路も乗れるからとりあえずバイクアクティビティとして不便に感じることはないだろうという理由で選びましたが、やはり250ccでの高速道路の長距離走行はキツさを感じました。
私はこれまで東京を起点に九州や東北、関西四国と高速道路を使ったツーリングを経験しています。さすがにここまでやると高速移動も慣れてしまうので割とイケちゃうのですが、ここは心を鬼にして「250ccでの高速道路ロングツーリングはキツい」という個人差ありありの主張を展開していきたいと思います。
1日のほとんどを高速道路で過ごしました
私は2019年3月に東京から九州までNinja250Rで自走で行くというクレイジー企画を行いました。
そう、皆様お察しのように1日中バイクで高速道路です(笑)。
2日かけて移動したのですが、これだけ長い時間乗ってると色々と気づくことがありました。
エンジンぶん回す
よく250ccはエンジンをぶん回して遊ぶものだと言われますが、これは刺激的な分、快適性とはトレードオフになります。これは高速道路の長距離移動では求めていません。
参考までに私のNinja250Rで時速100kmを出すと、エンジンの回転数は約8500回転になります。この数字は車種によって変わってくるので、大体の数字と思ってほしいのですが、8500回転を前提に話を進めます。
この8500回転とはどういった数字なのかイメージできるようにシフトチェンジの話をします。シフトチェンジとはギアを変える行為。アクセルをひねってスピードを上げていくとエンジン回転数が上がってエンジンに負荷がかかります。だからここでギアを上げてあげる(シフトアップ)ことでエンジン回転数が下がって負荷を低減できます。
一般的にバイクに乗る人がシフトチェンジをするタイミングは、
「あ~、エンジンうるさくなってきたな~。」
「(スロットル)回してもスピード出ないな~。」
という時です。エンジンが限界に近づいているタイミングです。
その時のエンジンの回転数というのが大体7000~8000回転なのです。
つまりエンジン回転数8500というのはまあまあ無理のある状態だと言えます。
振動がキツい
エンジン回転数8500ともなると、バイクの振動がキツくなります。
シフトチェンジの目的の1つとして、エンジンからの振動を抑えるというのもあります。
回転数と振動は比例して大きくなりますからね。
振動は体全身に伝わるものですから、長時間ライディングでは大きな疲労の要因になります。
ハンドルを支える握力や腰、お尻など体中痛くなります。もうバイクいいやってなります(笑)。
そもそも高速道路では250ccバイクは少ない
私の経験上、高速道路を走っているとき、サービスエリアで休憩するとき、周りは大型バイクばっかりです。これが何を意味するかというと、言葉を選ばずに言うならば、
250ccは高速道路に向いていないということです。
これは250ccで高速道路を走ることを否定しているわけではなく、250ccの楽しみ方は他にあるということです。
大型バイクは少ないアクセル開度で物凄いスピードが出るらしいです。つまり少ないエンジン回転数、少ない振動で高速走行が可能です。これは高速道路で大型バイクが多いのは納得ですよね。
高速道路で大型バイクを見たら、
「俺、250ccで頑張ってるな~」
と言い聞かせてますよ(笑)。
まとめ
結論、250ccで高速走行は出来るけど、向いてはないと言えます。
時速100kmを出すとエンジン回転数は8000回転を超え、エンジンからの振動が強まりライダーを疲れさせます。250ccだと多少無理している感がありました。これを長時間続けるのはキツい。
だから私は高速道路は80~90km/hで流すことが多いです。これがスペック的に振動も少なく、下道とあまり変わらない感覚で乗れます。
以上、東京→九州のバイク移動で高速道路を利用した感想でした。
コメント
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