2日間の沖縄ツーリングで6つのツーリングスポットを巡りました。その中でおすすめしたい順に独断で沖縄ツーリングスポットをランキング化してみました。
この記事では以下の3点を意識しています。
- 写真から現地の様子がわかる
- ライダー視点のツーリング風景がわかる
- 那覇空港からの距離感がわかる
これから沖縄ツーリングに行かれる方は参考にしてみてください。
それではさっそく第1位から発表です。
第1位 海中道路 | 沖縄県うるま市
海に敷かれた開放ロード
第1位は沖縄県うるま市の「海中道路」です。
海の中を突き進むように整備されたこの道路は堤防上に造られているという特徴があります。まさに海に敷かれた線の上を走っているような気分で、左右には常にエメラルドブルーの海が広がります。
沖縄は離島をつなぐための橋が多く、それが景観スポットとなっていますが、これだけ海が近い道路は珍しいです。
全長4.7kmの絶景ロード
海中道路を走っている様子です。
常に海の景観を楽しめるツーリングスポットとなっています。この開放感はバイクとの相性が非常に良いですね。
晴れた日には太陽の光が白い道路に反射してビビットな風景を楽しめます。
那覇空港からのアクセス
そんな海中道路は沖縄本島の南東に位置し、那覇空港から距離にして約40km、バイクで1時間ほどで行くことができます。
第2位 辺戸岬 | 沖縄県国頭郡国頭村辺戸
沖縄本島最北端の荒々しい絶景
第2位は沖縄本島最北端に位置する辺戸岬です。
せっかく沖縄に来たなら最北端を目指そうとするライダーの期待を裏切らない絶景スポットです。山の緑と青い海、隆起したサンゴ礁の断崖絶壁と雄大な自然を感じることができます。
隆起したサンゴ礁が荒々しい
辺戸岬の先端に行くほど、無数の隆起したサンゴ礁の荒々しい風景が広がります。しかしこの足元の悪さが人間の挑戦心をくすぐり、断崖絶壁の景色を見ようと歩みを進める観光客が多いです。
このように辺戸岬の先端はかなりの広い範囲でサンゴ礁の塊です。
わたしもこの岩の中を歩み進めましたが、尖った岩が足に刺さって、人が通れるようなところではありませんでした。でもこういうところってちょっと探検したくなりますよね。
辺戸岬にはライダーが集まる
沖縄本島最北端ということもあり、たくさんのライダーが集まっていました。
というのも、辺戸岬に行くまでの道は沖縄北部に進むほど信号が皆無になり、ノンストップのライディングを楽しめます。海沿いの程よいワインディングを楽しんだ先に辺戸岬ですから、ライダー好みのツーリングルートだと思います。
ここに来るまでの間にたくさんのライダーとすれ違いましたね。
那覇空港からのアクセス
そんな沖縄本島最北端の辺戸岬は那覇空港から約120km、高速道路を使えば2時間ほどの道のりです。
北部の信号のない、適度なワインディングを楽しんでください。
第3位 知念岬公園 | 沖縄県南城市
美しさ際立つ憩いの場
第3位は沖縄県南城市の知念岬公園です。
ここは絶景を楽しめるツーリングの休憩スポットとしてぜひ訪れてほしい場所です。
土手から眺める景色が最高
知念岬公園は土手からの眺望が最高です。
赤瓦の休憩所と遊歩道、柵、木々、海。人工物と自然がうまく調和された公園です。
ですから、遊歩道を進んだ先はいつも通りの海があるだけで、絶景度は下がって見えるでしょう。写真のように知念岬は引きで眺めるのが一番です。
駐車場が広い
知念岬は駐車場も広く確保されています。まさにドライブ、ツーリングの立ち寄りスポット。
とはいえ、おそらくこれだけ駐車場が広いのはすぐ隣に体育館があるからだと思います。この日は空いていましたね。
那覇空港からのアクセス
そんな知念岬公園は那覇空港から約30km、50分ほどで着くことができます。
沖縄南部を横断ですね。
第4位 ニライカナイ橋 | 沖縄県南城市
海を望むウォータースライダーのような道路
第4位は沖縄県南城市のニライカナイ橋です。
海を見下ろすウォータースライダーのような橋で絶景なツーリングスポットとなっております。
ニライカナイ信仰を学ぶ
ニライカナイ橋とはニライ橋とカナイ橋が合わさった橋らしく、「ニライカナイ」には遥か遠い東の海、または海の底、地の底にあるとされる理想郷という信仰概念があるそうです。
ニライカナイの背景を知ると、この橋に流されるまま、ニライカナイへと導かれるような気がします。ニライカナイ橋を通ることで沖縄の伝統文化に触れたといえるかもしれません。
しなやかに伸びるニライカナイ橋
海を眺めながらしなやかにカーブするニライカナイ橋は開放感抜群です。
下り後半に入るとインコースに山、アウトコースに海という状態になり、首を伸ばして海を眺めたい気持ちになります。
先ほど紹介した知念岬公園からもニライカナイ橋を見ることができます。
ウォータースライダーのようなジェットコースターのような橋ですね。
那覇空港からのアクセス
そんなニライカナイ橋は那覇空港から約24km、30分ほどで着くことができます。
ニライカナイ橋を通って、知念岬公園というルートが定番になると思います。
第5位 古宇利大橋 | 沖縄県国頭郡今帰仁村
海を望む絶景ドライブ
第5位は沖縄県国頭郡今帰仁村の古宇利大橋です。
全長1,960mのこの古宇利大橋は無料の橋として県内2位の長さを誇ります。橋を抜けた先にあるのは古宇利島で島に入るとさっそく駐車場付きの古宇利ビーチがお出迎えです。
緩やかな上りと下り
古宇利大橋はまず緩やかな上りから始まります。このときまだ先の古宇利島は見えず空に向かって走る景色です。
下ったときから絶景の本番となります。
下りに入ると古宇利島に続く橋の道路が視界に入り、橋を渡っている感覚を味わえます。
朝に走ると右手東側から上る太陽が海を照らし爽快ロードになります。写真のように左手には歩行者用通路があるので、少し海が遠くて見づらいです。
ということで復路です。
こちら側は歩道がなく、すぐ左の海を眺めることができます。
那覇空港からのアクセス
そんな古宇利大橋は那覇空港から約86km、高速道路を使って約1時間半で着くことができます。
古宇利島の北部にはティーヌ浜の海上に浮かぶハート型のサンゴ岩が有名です。
第6位 備瀬のフクギ並木 | 沖縄県国頭郡本部町備瀬
木漏れ日がまぶしいフクギのアーチトンネル
第6位は沖縄県国頭郡本部町備瀬から備瀬のフクギ並木です。
このフクギ並木は防風林としての役割を持ち、台風などから民家を守っているそうです。ちょっとバイクを降りて散策してみましょう。
無料のバイク置き場あり
備瀬のフクギ並木は細い道を歩くことになるので、バイクは駐車場に停めていきます。
無料でありがたいです。
並木入口は駐車場のすぐそば
駐車場のすぐそばからフクギ並木の始まりとなります。
「備瀬のフクギ並木入口」と矢印で示されているのでその通りに進んでみます。
中に入ってみると視界は緑だらけ。
早朝に訪れましたが、フクギのすき間から差し込む朝日が幻想的な雰囲気を作り出しています。
静かな雰囲気に見えますが、セミの鳴き声だけは響き渡る環境でした。
那覇空港からのアクセス
そんな備瀬のフクギ並木は那覇空港から約94km、高速道路を使って1時間40分ほどで着くことができます。
1.6kmほど南に有名な美ら海水族館があるので、ついでに寄る観光客が多いようです。
まとめ
以上が沖縄ツーリングおすすめスポット6選の紹介でした。
- 海中道路
- 辺戸岬
- 知念岬公園
- ニライカナイ橋
- 古宇利大橋
- 備瀬のフクギ並木
これらは土日を使った2日間ですべて周れたツーリングスポットとなっています。
ほかにも沖縄には狭い中に魅力的なスポットがたくさん詰まっているので、ぜひ調べてあなただけの特別なツーリングルートを作成してみてください。
それではよいツーリングを!
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