AGVのヘルメットを被るのはこれで3個目なのですが、ついに派手なグラフィックのAGVヘルメットを所有することになりました。
これまで被ってきたヘルメットはすべて黒。バイクも黒、ジャケットも黒、髪色も黒(人生で染めたことありません)。
そんな黒好きライダーがこんな派手なヘルメットを選んだ理由と、簡単にこちらのAGVヘルメットの使用感などを紹介していこうと思います。
AGV K1 S JIST Asian Fit – DREAMTIME

AGVはイタリアのブランドになりますが、こちらは日本人の頭の形に合わせて作られたアジアンフィットのモデルになっています。わたしは国内ブランドのヘルメットはLサイズがちょうどよく感じますが、AGVのアジアンフィットモデルもLサイズを着用しています。
特に新品だと被ったときのサイズ感はややきつめです。面長のわたしですが、頬の締め付けはこれ以上は無理!というくらいのジャストフィットです。頭を動かしたり、四方から手で押し込んだりしてみてもほぼズレることなく、がっちりとホールドされます。
このがっちり感が好きでAGVのヘルメットを被り続けているのですが、数年もすればチークパッドもへたれてくるので、最初は痛くなければわたしとしては問題ないサイズ感です。

このようながっちり感でも不快に感じないのは、Dry-Comfortと呼ばれる内装の素材です。ツルツルとした肌ざわりで、汗をかいてもごわごわしません。派手な外観とは裏腹に、実は内装素材にもこだわった快適ヘルメットなんです。

またAGVのヘルメットは縦と横に広い視野を確保しています。ツーリングの景色を大パノラマで楽しむことができ、後方を確認するときも少ない首振りで確認することができます。
眼鏡のフレームを通すスリットもあり、インカムポケットもついています。レーシングな見た目ですが、ツーリングヘルメットとしても使える製品となっています。
それでは、せっかくの派手ヘルメットなので、外観を一周してみましょう。




この鮮やかなグラフィックはオーストラリアの古代アボリジナルアートから着想を得ているそうです。商品名にも付与されている「DREAMTIME」とは、アボリジナルの人々が語り継いできた「世界のはじまり」の物語です。祖先の精霊たちが大地や川、山、人や動物をつくり出し、いまの世界の形を生み出したとされています。
高速道路で使用した感想

実際にこのヘルメットを被って高速走行してきました。
時速100km近く出してみましたが、正面を向いて走っているときの空気抵抗の偏りはまったく感じず、安定感とともに快適に走行できました。内装でがっちり頭部をホールドしていることが大きいと思いますが、ヘルメットは微動だにせず、頭部との一体感を感じれました。
唯一気になった点は、横を向いたときの空気抵抗です。

この尖がったアゴが伝わるでしょうか。横を向いたときに、このアゴの側面に風が当たるのを感じます。この感覚がくせになり、顔を左右にふりながら走行してしまいました。
やはりここはレーシングヘルメットといったところで、正面を向いて走っているときの空力性能を重視しているのかと思います。
ド派手ヘルメットを選んだ理由

実はこのヘルメットは自分のお金で買ったのではなく、親からのプレゼントになります。これまで被ってきたヘルメットはすべて単色の黒でしたが、せっかく買ってもらう機会なので、ちょっと挑戦したカラーリングにしてみようと思ったのです。
また昔ほどバイクに乗らなくなったので、たまに乗る日は派手なヘルメットで目立っちゃってもいいかなと考えるようになりました。使用頻度も低くなるので、家に置いといて飾りになるヘルメットにするのもいいかと思いました。普段乗るなら絶対に黒いバイクと合わせた黒ヘルメットを選びますけどね。

こちらCB250Rですが、絶対にバイクとヘルメット合ってない!(笑)
でもたまにしか乗らないので大丈夫です。もしくは遊び心のあるライダーだと思ってもらえれば問題ないでしょう。シールドをスモークに変えて、顔を隠せばさらに問題なしです。
あなたもド派手ヘルメット被ってみますか??
わたしはいまでもやっぱり単色黒ヘルメット派なんですけど。
コメント