初めてバイクで公道出るの緊張しますよね。教習所では体系的に交通ルールを習ったと思いますが、もちろん公道は教習所のような安全地帯ではありません。
「教習所卒業したけど、俺このまま公道で通用する?」
実際の公道では教習所のときとは違ったまた新たな意識で運転する必要があると思っています。
そこで実際に公道に出てみて特に重要だなと思ったことをお伝えします。
車間距離は広めに
教習所内はそれほど車の交通量は多くないので、バイクの教習中は前方が開かれた状態で運転する機会が多かったと思います。
ですが、公道ではそういった環境とは異なり、前にも後ろにも車がいます。そこで教習所のときよりもより意識するべきなのは車間距離です。
初心者だと車間距離を詰めがちです。
車間距離を詰めすぎるとどうなるかというと衝突の起こるリスクが高まります。
よくあるのが、こちらが一定の速度で走っていて、前方の車が徐々に減速しているのに気づかずにいつの間にか間隔が狭まっている場合です。
ここで前の車にブレーキをかけられると止まるのは難しいです。特に250ccのバイクだとブレーキの制動力はそれほど優れていないので注意が必要です。
緊張と不安から車の後ろにつきたくなりますが、危ないので車間距離は十分にとりましょう。
鬼の安全確認
後方確認など安全確認は特に重要です。
なぜなら公道では車が乱れ乱れに走行しているので、予測してもし過ぎることはないからです。
車は死角が多いので、バイクのような小さな車体は見落とされがちです。これは本当でこちらが普通に走っていても幅寄せしてくる車は少なくありません。
パトカーでもするくらいですからね。
→ https://www.j-cast.com/tv/2019/07/12362479.html
車線変更や進路変更するときは必ず後方確認しましょう。
バイクは車幅が狭いのでウインカーを焚いても気づかれにくいです。またミラーのみならず、目視で確認することも大切です。後方に走るのはバイクの可能性もありますから、車幅の狭いバイクはミラーで捉えづらいです。
意識するべきことは、ほかのドライバーが自分を見てくれていると過信しないことです。ドライバーが初心者かも高齢者かも知る由はありませんからね。
クラッチの遊びを確認しよう
教習所を卒業していざ自分のバイクで公道に出る前にクラッチの遊びにどれくらいの幅があるのか確認することをおすすめします。
私はこれをせずに公道に出たため初公道でエンストしまくりました。
初公道でエンストだけはしたくないと思い、めっちゃクラッチを握りこんでました。しかしNinja250Rは割りとクラッチを離しぎみにしないと動力が伝わらないバイクでした。
私は発進のとき慎重になりすぎてクラッチを握り過ぎてました。アクセル回してるのになかなか発進しないなと焦り今度はクラッチをいきなり繋いじゃって交差点の真ん中でエンストかましました(笑)。
その日は「250ccだから回し足りてないのかも」と思って、発進で無駄にアクセル煽ってました(教習車は400ccだったので)。ただし原因はクラッチの握り過ぎだったということでしたね。
ということで公道に出る前はエンストしないぎりぎりのクラッチの遊びを確認してから出発しましょう。
最後に
教習所を卒業してもドライバーとしての完成度は30%くらいだと個人的に思います。
なので公道を走るドライバー全てが運転に慣れていると思わないほうがいいですね。
やっぱり公道に出てから学ぶことは多いですし、実践から得た知識の方が重要だと感じます。
事故に遭わないように安全な運転を心掛けたいところですね。
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