東京から石川の千里浜なぎさドライブウェイを目指す中部北陸ツーリングに行ってきました。長野、岐阜、富山、石川から10件ほどスポットをめぐったので、そちらを紹介したいと思います。
開田高原

高速道路を降り、最初に目指したのは長野県木曽郡木曽町に位置する『開田高原』です。
開田高原は標高1100mほどあり、とても涼しいです。7月に訪れましたが、気温は22℃ほどでした。
開田高原を目指した目的は、九蔵峠からの景色をながめることでした。しかしなんと当時は通行止めで九蔵峠には行けなかったのです。

九蔵峠はあきらめ、すぐ近くの『柳又ビューポイント』に向かいました。ここは御嶽山や柳又集落を見渡せるスポットになっています。この日は曇りで御嶽山は見れませんでしたが。

柳又ビューポイントは駐車スペースが広く確保されているので、休憩がてら景色を楽しむのが良いでしょう。坂になっているので、バイクは駐車注意です。
飛騨御嶽尚子ボルダーロード

続いて訪れたのは、岐阜県高山市高根町日和田に位置する『飛騨御嶽尚子ボルダーロード』です。さきほどの柳又ビューポイントから20kmほど、30分くらいで着きます。
さらに高地となり、標高は1700mほどあります。特徴的な名前の道ですが、マラソンの高橋尚子選手にちなんで名づけられたそうです。陸上選手が高地トレーニングする場所なんですね。

写真を撮っていたら、バイクの周りに大量のアブ?のような虫がたかってきました。。
バイクを押して離れてみましたが、なかなかしつこく追ってくるので、乗車してその場を離れました。
日本一の溶岩流

さらにバイクを走らせ、30分ほど。岐阜県下呂市に位置する『日本一の溶岩流』(溶岩流展望台)です。

約6万年前の御嶽火山の噴火で溶岩流がこの渓谷を流れたそうです。溶岩流が流れた跡が渓谷として残っているとは、なかなか貴重な景色ですね。
平湯キャンプ場

宿泊先として選んだのは、岐阜県高山市に位置する『平湯キャンプ場』です。
平湯は岐阜の温泉観光地として有名で、近くの『ひらゆの森』に行きたいということもあって、こちらに宿泊することにしました。
平湯キャンプ場は、「バイクでお越しのお客様へ」という専用のサイトがあるので、利用する際はご確認ください。

サイト内は区画はなくフリーサイトになっています。
平湯キャンプ場→https://www.hirayu-camp.com/
ひらゆの森

平湯キャンプ場から徒歩10分ほどで、『ひらゆの森』に着くことができます。
ひらゆの森は公式サイトもリッチに作りこまれているので、ぜひご覧になってみてほしいです。
日帰り700円で入浴可能ですが、温泉の充実度が高く、こんなに安く入浴できていいのかと思うほど満足度は非常に高かったです。
大浴場はレトロな雰囲気があり、露天風呂は男湯で7か所と、とても広いです。
平湯温泉→https://www.hirayunomori.co.jp/onsen/

ひらゆの森には食堂もあり、落ち着いた雰囲気で食事をたのしむことができます。
手元のQRコードを読み取り、スマホで注文します。

何を頼んだか忘れましたが、牛丼ですかね?奥飛騨牛だったら嬉しいです。
上高地

マイカーでは立ち入ることができない長野県松本市の山岳景勝地である『上高地』です。
上高地に行くには何通りかありますが、「さわんど駐車場」または「あかんだな駐車場」にマイカーを停め、その駐車場から出るシャトルバスを利用して行くのが定番です。
わたしは「あかんだな駐車場」にバイクを停め、上高地に向かいました。

宿泊した平湯キャンプ場からあかんだな駐車場までは10分ほどです。
バイクは300円で停めさせてもらうことができました。
あかんだな駐車場内ですが、バイクはシャトルバス乗り場まで進んで大丈夫です。
シャトルバス乗り場の裏にバイク駐車場がありました。

シャトルバス乗り場で乗車券を購入します。
料金は往復で2800円です。こちらの券売機はクレジットカード支払いも可能でした。
あかんだな駐車場→https://www.kamikochi.or.jp/access/akandana/



しばらく上高地の絶景を楽しみました。
天気があまり良くなかったのですが、エメラルドグリーンの梓川を見れたので良しとします。

9時過ぎごろ、あかんだな駐車場に戻ってくると車が渋滞の列を作っていました。やはり人気な観光スポットです。
シャトルバスは時期によりますが、朝5時くらいから出ています。わたしは7:20発の便に乗りましたが、それくらいの時間帯だとスムーズに駐車できると思います。
白川郷

岐阜県の世界遺産『白川郷』です。
合掌造りの家屋が並ぶ日本の原風景といえる景色です。上記の写真は「城山天守閣 展望台」からの眺めです。

城山天守閣展望台にも広い駐車スペースがあり、観光客が集まっているようでした。皆さん白川郷の写真を撮られています。

ちゃんと白川郷も散策しました。これまで涼しい山の中を走ってきましたが、白川郷、ちゃんと7月で暑かったです。
駐車料金についてですが、バイクの場合200円でしたが、2025年10月から500円になるそうです。
湯谷温泉

富山県の秘湯『湯谷温泉』です。
ここはもともと温泉宿だったみたいで、現在は日帰り入浴のみとなっています。料金は500円で、シャワーなどもなく、簡易的な脱衣所と湯舟だけの温泉になっています。

湯谷温泉専用駐車場にバイクを停め、下の方に歩いて下っていきます。
タオルを忘れずに。

受付の人がいたりいなかったりするみたいですが、受付の人がいるときは丁寧に説明をしてくれます。
温泉の温度は39℃とぬるめですが、温泉から上がるとじんわりと汗が噴き出してきます。また飲泉ですので、飲んでみたい方は湯口から温泉水を飲んでみてください。味はふつうのお湯でした。
温泉の写真については、画像検索でたくさん出てくるので、気になる方は「富山 湯谷温泉」でチェックしてみてください。
コンクリートに囲まれた不気味な雰囲気をお楽しみください。
のと里山海道

さて石川県に入りました。『のと里山海道』です。
こちらは石川県金沢市と能登半島をつなぐ自動車専用道路です。左手には日本海が広がり、開放的な道路になっています。
千里浜なぎさドライブウェイに行くため、「今浜IC」または「千里浜IC」で降ります。
千里浜なぎさドライブウェイ

ついに最終目的地、『千里浜なぎさドライブウェイ』に到着です。
ここはSSTRのゴール地点としても有名ですね。浜辺を自動車で走れる珍しい道路です。
砂場についてはしっかりと踏み固められていて、オンロードバイクでも問題なく走れます。しかし海に近づくにつれて砂場は柔らかくなり、足を取られがちになるので注意が必要です。

こんなに間近に海とバイクの写真が撮れるのは千里浜なぎさドライブウェイの魅力です。天気も快晴で満足のいく写真が撮れました。
この位置がバイクを持っていくのにぎりぎりな場所です。これ以上は砂がやわらかくNinja1000で行くにはちょっと怖かったです。
それに鎮座しているNinjaですが、やはりスタンドは砂に食い込むので、工夫なしでは停車させることはできません。わたしはスタンド用の木の板などを用意していなく、周りに使えそうな自然物もなかったので、仕方なくキーケースをスタンド代わりにしました。

千里浜なぎさドライブウェイにバイクで訪れる際は、スタンドプレートを持参することをおすすめします。
さて、以上が千里浜なぎさドライブウェイを目指した中部北陸ツーリングのスポット紹介となります。
長野、岐阜、富山、石川と各県をめぐりつつ、千里浜なぎさドライブウェイで締めました。
個人的に一番よかったのは、平湯温泉でした。機会があればまた行ってみたい。
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