バイクで行きたい東京から日帰りでいけるおすすめツーリングスポットをご案内します。
高速道路を使う前提となりますので、すこし距離を伸ばして、長野、群馬、静岡、千葉県から選びました。東京からのルートや高速料金も解説しますので参考になると嬉しいです。
ぜひあなたの愛車とともに足を運んでみてください。
【群馬・長野】毛無峠(けなしとうげ)
1つ目に紹介するのは群馬と長野の県境に位置する「毛無峠(けなしとうげ)」です。
所々、草木が生えていますが、名前の通り、ここは毛の無い峠です。昔、硫黄鉱山があったらしく、精錬時に発生するガスの影響で草木が枯れてしまったそうです。
いまではその荒涼とした景色が魅力の1つとなっています。
標高は1,823mとかなり高く、夏でも涼しい環境です。メッシュジャケットだと風を通して少し寒く感じるかもしれません。避暑地にはもってこいです。
東京からの毛無峠までの距離は約200km
そんな毛無峠は練馬区大泉ICから片道約200km、高速道路を使って3時間ほどかかります。
マップをみると2通りのルートがありますね。ここではわたしが選択したルートでご案内します。
東京からだと碓氷軽井沢ICで降りることになると思いますが、そこから毛無峠まで下道約1時間40分の道のり。自然を満喫できるツーリングとなるでしょう。
高速道路を降りると始まる浅間白根火山ルート
GoogleMapに従うと、東京から毛無峠に行くには浅間白根火山ルートという有料道路を通るのが一般的です。
具体的には「鬼押ハイウェー(二輪車:150円+250円)」、「万座ハイウェー(二輪車:750円)」でそれぞれ通行料金を払う必要があります。
支払いは現金のみなのでお財布を準備していきましょう。
有料道路の合計金額は片道4,150円
東京から毛無峠まで行くのにいくらかかるのか。
高速道路の料金と浅間白根火山ルートの通行料金の合計は片道で4,150円です。
内訳はこちら。
大泉IC~碓氷軽井沢IC(3,000円)
鬼押ハイウェー(150円+250円)
万座ハイウェー(750円)
金額はすべて二輪車料金です。ちなみに練馬ICから乗っても料金は同じ(3,000円)です。
高速道路の料金は一部、ドラぷら(NEXCO東日本)で計算できます。あなたのお近くのICを入力してみてください。
写真で感じる毛無峠
それでは毛無峠の様子を写真で見ていきましょう。絶景です。
標高の高いところなので天気は不安定らしいのですが、夏の晴れた毛無峠に訪れることができました。
そしてインスタも。
見下ろす景色は抜群でした。
毛無峠の絶景は全国レベルだった【YouTube】
実際に東京から日帰りで毛無峠に行ってきました。
8月の真夏に行きましたが、長野県に入った瞬間からとても涼しかったです。毛無峠も当然、とても涼しい場所でした。そして絶景、文句なし。
では、次。
【静岡・伊豆】仁科峠(にしなとうげ)
2つ目に紹介するのは静岡県西伊豆町にある「仁科峠(にしなとうげ)」です。
展望台まで登ると駿河湾や富士山などが見える絶景スポット。周囲に絨毯のように生えているのはクマザサというイネ科サザ属の植物です。
標高は897mとそこまで高くありませんが、周囲に遮るものがないので、お手軽に絶景な眺望を楽しめます。
東京から仁科峠までの距離は約150km
そんな仁科峠は東名川崎ICから約150km、高速道路を使って2時間ほどかかります。
でもせっかく西伊豆に来たなら西伊豆スカイラインは走りたいところです。
わたしのツーリングルートでは修善寺ICで降り、西伊豆スカイラインを通って仁科峠に行きました。
しかしこのルートだと富士山を背にして走ることになるので、ちょっともったいないかもしれません。
おすすめは伊豆半島の南から北に向かって走ることですね。そうすることで視界に富士山をとらえながら走ることができます。
高速道路を降りてから2つの有料道路
GoogleMapに従うと、東京から仁科峠に行くには伊豆中央道と修善寺道路という2つの有料道路を通るのが一般的です。
「伊豆中央道(二輪車:160円)」、「修善寺道路(二輪車:160円)」でそれぞれ通行料金を払う必要があります。
支払いは現金のみなのでお財布を準備していきましょう。
有料道路の合計金額は片道2,640円
東京から西伊豆スカイライン、仁科峠まで行くのにいくらかかるのか。
高速道路の料金と伊豆中央道、修善寺道路の通行料金の合計は片道で2,640円です。
内訳はこちら。
東名川崎IC~長泉沼津IC(2,320円)
伊豆縦貫道路 修善寺IC(無料)
伊豆中央道(160円)
修善寺道路(160円)
金額はすべて二輪車料金です。伊豆縦貫道路は無料なんですね。
写真で感じる仁科峠
それでは仁科峠の様子を写真で見ていきましょう。絶景です。
当時は風が強くてたいへんでした。
西伊豆スカイラインを通って仁科峠へ【YouTube】
実際に東京から日帰りで伊豆ツーリングに行ってきました。
動画後半には仁科峠も登場します。絶景をご覧ください。
では、次。
【千葉】千葉フォルニア
最後に紹介するのは千葉県袖ケ浦市の海岸、通称「千葉フォルニア」です。
ここの海岸はカリフォルニアのような雰囲気を楽しめることで有名なスポットとなっており、休日は車乗りやバイク乗りがよく集まります。
海岸線沿いのヤシの木が立ち並んでおり、年を通して夏感のある景色です。ぜひカメラを持って千葉フォルニアに訪れてみてはいかがでしょうか。
東京から千葉フォルニアまでの距離は約50km
そんな千葉フォルニアは高井戸ICから約50km、高速道路を使って1時間ほどかかります。
これまで紹介したツーリングスポットのなかで最も近いです。
東京と千葉を結ぶアクアラインを通るので、道中は青い海を楽しめます。またアクアラインだと「海ほたる」が有名です。東京湾の青い海を見ながら、食事を楽しむこともできます。
千葉フォルニアはアクアライン木更津金田ICを降りてすぐ左。アクセス抜群なところがいいですね。
海ほたるパーキングエリア
東京から千葉へ行くのにアクアラインを経由するならぜひ立ち寄りたいのが「海ほたるパーキングエリア」です。
パーキングエリアといえど、サービスエリアに劣らない施設の充実度で、観光名所として数えられています。
そのため休日は多くの観光客が集まり、アクアラインの渋滞要因の1つとなっているのが現実です。しかしバイクは車を避けて駐車スペースに入れるように道が確保されているので、車より先に海ほたるに入れちゃいます。
施設内はフードコートが充実しており、そのほとんどはオーシャンビューが楽しめます。スタバも内設されているので、ちょっとの軽食などにもうってつけです。
楽しめる景色は海だけではありません。展望台から眺めるアクアラインを流れる車の動きを見るのもまた一興です。夜になると車のヘッドライトが夜景の一部になって、まさに「海ほたる」といえる景色を楽しめるでしょう。
アクアラインの通行料金は片道640円
東京の浮島ICから千葉の木更津金田ICまでのバイクのETC料金は片道640円です。
とてつもなく安いですね。
というのも、もしETCでなければ、2,510円となってしまうのです。それだけアクアラインの渋滞緩和のため、ETC利用車が優遇されていることがわかります。
浮島IC~木更津金田IC(640円)
詳しくはこちらのサイトで確認できます。
写真で感じる千葉フォルニア
それでは千葉フォルニアの様子を写真で見ていきましょう。
2月に撮った写真なのに少なくとも冬には見えない。
そしてインスタも。
青空全開の千葉フォルニア【YouTube】
実際に東京から日帰りで千葉フォルニアに行ってきました。海ほたるからのスタートです。
わたしが訪れた時は複数台のホーネットが並んで撮影会が行われていました。やはりライダーにとっても人気のスポットだということを感じました。
まとめ
以上が東京から日帰りでいけるおすすめバイクツーリングスポット3選です。
- 【群馬・長野】毛無峠(けなしとうげ)
- 【静岡・西伊豆】仁科峠(にしなとうげ)
- 【千葉】千葉フォルニア
1つでも参考になればうれしいです。
これからもツーリングを楽しみたいと思います。
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