北海道をツーリングするライダーにとって最適ともいえる宿泊施設があります。それはレッドバロンが運営する『バイクステーション稚内』です。
気になる施設内の様子や料金体系、利用してみた感想などをお伝えします。「北海道ツーリングでおすすめの宿は?」と聞かれたらここを挙げたいくらい快適な宿泊施設でした。
バイクステーション稚内の宿泊料金
バイクステーション稚内は「個室」「大部屋」「キャンプサイト」が利用可能です。
それぞれの宿泊料金は以下のようになっています。
レッドバロン会員 | ビジター(非会員) | |
個室利用(1名) | 2,200円 | 4,400円 |
同室利用(1名) | 1,870円 | 3,300円 |
大部屋 | 1,650円 | 1,650円 |
キャンプ場 | 550円 | 1,100円 |
レッドバロンでバイクを購入した会員は安く泊まることができます。
お部屋の紹介
それでは気になるお部屋とキャンプサイトを見ていきましょう。
わたしが利用した日は風が強く、もともと利用していたキャンプサイトを諦め、個室に変更しました。よって、キャンプ場と個室の2つをご紹介します。
キャンプサイト
ここが会員価格550円(安い!)のキャンプサイトです。
サイトはなかなか広く、芝もきれいです。山や森の中というわけではないので、虫を気にしなくて良いのがよかったです。しかし風を遮るものがないので、風が強く吹きます。当日は風の強い日だったので諦め、個室に変更しました。(濡れていたテントが乾いたのはよかったです。)
個室
会員価格2,200円の個室となります。
個室は2名まで利用できる仕様なのか、2段ベッドが用意されています。1人での利用でも2段ベッドが標準装備みたいです。
室内にはティッシュやコンセント、時計、防虫剤、ハンガーなどがありました。加えて、一冊のノートとペンが机の上に。過去にこの部屋に泊まったライダー達の北海道ツーリング日記が記されていました。湿気を吸ってパリパリになったページの中には、すごく凝った絵が描いてあったりして非常に楽しめました。
すべて読んだあと、わたしも日記を書き足しておきました。残っているといいですね。
唯一残念だったポイントはベッドの枕です。ビーズ入りの枕で硬く、厚みもあったので、頭に角度が付きすぎてわたしには合いませんでした。
ちょうどもう一つの掛け布団があったので、それを折りたたんで枕替わりにしました。
設備紹介
“バイクステーション”ということだけあって、バイク乗りにとって都合の良い設備も整っています。
- 洗車場
- 洗濯機&乾燥機
- シャワールーム
宿泊料金を払えば、これらは無料で利用できます。それぞれ見ていきましょう。
洗車場
「さすがバイクステーション!」と感じた洗車スペースです。北海道ツーリングの汚れをここで落とせたのがとても嬉しかったです。虫アタックでバイクのフロントがぐちょぐちょでしたからね。
この日まで雨の中を走ったりしたので、泥汚れも溜まっていました。「白い道」を走った時に付いた白い汚れもきれいさっぱりです。
これが無料で使い放題。最高ですね。
洗濯機&乾燥機
ロングツーリングでは洗濯物も溜まっていきますよね。ここに来ればずらりと並んだ洗濯機、そして乾燥機が追加料金なしで使い放題です。なんと洗剤もサービス。アリエールのジェルボールがありました。
ホテルだと洗濯機使うのに1回300円とかしますからね。乾燥機も使えばさらに追加料金。それも量が多ければ乾燥1回では済まない。
半渇きに妥協することなく納得するまで乾燥機を使えて最高でした。
シャワールーム
シャワールームも追加料金なしで使い放題とか最高すぎます。しかもリンスインシャンプーとボディーソープ付き。
お湯も水圧も安定して出て快適に使えました。ぺっちゃんこの髪型もここでふんわりと復活します。
体を拭いて濡れたタオルも使い放題の乾燥機にかければOK。すべてを清潔にして翌日を迎えることができました。
シャワー専用ルームは廊下をはさんでいくつか設置されていて好きなところを選べます。
完全な個室空間でとても使いやすかったです。
感想
北海道の稚内に位置するということで、北海道ツーリングの期間も多少進んだなかで利用することになると思います。そんななか溜まっていくバイクの汚れ、洗濯物、風呂無し生活の体をここでリセットできたのが一番良かったです。
非会員の方は約2倍の料金がかかってしまいますが、会員の方はコスパよく利用することができます。
ぜひ北海道ツーリングで稚内を訪れた際には宿泊してみてください。
営業期間や詳細情報などはこちらからご確認いただけます。
バイクステーション稚内に泊まった動画
北海道ツーリングでバイクステーション稚内を利用した様子が収められています。
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